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教職員の「気づき」が教育現場を変える──体験型チームビルディングがもたらす本質的な進化

組織の関係の質を本質的に進化させ、それを教育現場の行動の質(生徒指導、授業設計、職員連携)へと繋げるためには、教職員一人ひとりが「体感覚」をもって深い気づきを得る必要があります。ソウルメイトの体験学習型チームビルディング研修は、幼稚園から中学校の教職員の方々に対し、理論ではない、現場のリアルを変える学びを提供します。

以下は、研修を体験した様々な役割・階層の教職員の方々から寄せられた、現場を想起させる生の声です。

# 役割/業界 参加者の声(現場のリアル)
1 中学校教諭(学年主任) これまでは、生徒の失敗や同僚の課題に対し、「なぜもっと頑張らないのか?」と評価や断定の視点で指導していました。しかし、研修で自分の「あり方」こそが周囲を硬直させていることに気づきました。生徒や若手教員を受け止め、受け入れることから始めるよう意識を変えたことで、職員室の雰囲気も変わり、生徒が本音で相談に来るようになりました。
2 幼稚園教諭(新任) 園長先生や先輩の指導を一生懸命メモし、「正解」のやり方(How-to)ばかりを探していました。しかし、体験を通して、頭でわかっても身体が動かないこと、そして「先生のものさし」で判断することが、部下の学びを奪う行為だと痛感しました。今後は、答えを教えるのではなく、子どもや同僚の内省と探求を促せるように関わりたいです。
3 研修担当(教育委員会) 講義形式の研修では、知識のインプットだけで終わっていましたが、非日常の共通体験 は、言葉では表現できない「体感覚」として心に刻まれました。体験が終わり、職員室のざわつきや小さな対立を見たとき、研修の情動的な感覚と結びつき、「あの時と同じだ」と構造的に捉えられるようになりました。
4 小学校教諭(学級担任) 自分が最も生徒や保護者の課題に詳しいと思い込み、全てを一人で抱え込む傾向がありました。研修で相互理解と関係性が高まった結果、学年チームでの結束感が強まり、「一人で無理せず助けを求める」ことが当たり前の規範になりました。職員全体で生徒指導の課題を共有する共同思考の場が増えました。
5 中学校事務員 普段、教員と事務員の間には目に見えない壁があり、連絡事項も儀礼的丁寧さの範囲でしか話せていませんでした。体験を通じ、手をつないだ時の安心感など、身体的な感覚を通して心理的な壁が下がったことを実感しました。今では、困っている教員に自分から声をかけ、本音で協力できる関係性へと進歩しています。
6 小学校教諭(若手リーダー) 研修で感じた主体性達成感に満ちた状態こそが、私たちが目指す「ありたい働き方」だと確信しました。この状態を授業や分掌活動で再現するために、体験の教訓を形式知化し、朝の職員ミーティングで「今日の授業で本気の姿を示すにはどうするか」を共有する習慣を始めました。
7 副校長(指導主事経験者) これまで「リーダーシップ=授業設計や校務の技術(How-to」だと考えていましたが、結局、生徒や教職員を動かすのは、指導者の「あり方 (Being)であると気づきました。自身の本気のコミットメントを言語化し、「君たちの成長を信じている」**というメッセージを伝達することこそが、組織のエンジンです。
8 幼稚園園長 子どもや若手教員が失敗しないよう、過度な管理や指導 をしていないか自問しました。地上7mのハイエレメントの体験は、「落ちても這い上がれる命綱(セーフティネット)」が職場に必要だと教えてくれました。失敗から学ぶ機会を奪わず、職員が「挑戦の勇気」を持てるような安全な組織文化を築くことが、園長の役割だと再定義しました。
9 中学校教諭(生徒指導担当) 生徒指導の場で、常に「誰が悪いか」を追及する議論になっていました。研修で規範作り(例:判断を保留し、多様な視点を聴く)を行った結果、集団の思考の質が高まりました。儀礼的丁寧さの裏側にあった集団の固定観念から抜け出し、問題の背景にあるシステムを皆で探求し始めました。
10 高校教員(部活動指導) 部員への指示が抽象的で、ミスが起きると「なんでできない?」と責めていました。研修で、私の認知バイアスが原因で、言葉と行動が一致しない状況を生んでいたと知りました。今は、「何をいつまでに、どうするか」を具体的に伝え、「言葉が世界を作る」ことを意識し、褒め合いを実践しています。
11 教育指導主事PTA連携) 研修を通じて教職員のマインドが変わり、園や学校が自己組織化に向かう様子を目の当たりにしました。教員間の声かけが増えただけでなく、保護者へのレターや接し方が変わり、地域との関係性が改善し、園児募集(生徒募集)がスムーズになったという事例に、組織変革の社会的な価値を感じました。

職員の本音を引き出し、組織を成功循環へと導くための「対話(ダイアログ)」の技術と、それを現場に定着させるための具体的な学習サイクルの設計**について、さらに深く探求してみませんか?